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≫ 成増の彩り レ・クルール ( 食べログ )
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徘徊 PLUS のアクセス・ログを見ていると、検索キー・ワードに『 レクルール 成増 』という文字を時々見かける事があります。しかも、このキー・ワードでこのサイトが表示された場合、100% 当サイトがクリックされてるようです。 そもそも『 徘徊 PLUS 』では レクルール という文字を扱った記憶はなく … 100% ? ん? なんか怪しくね?
現状のアクセス・ログがどうなってるかと申し上げますと、当サイト = 徘徊 PLUS の場合、『 成増 だいこん 』、『 成増 花水木 』、『 成増 定食 』などというキー・ワードで、だいたい 10 ~ 20% くらいのクリック率になってるようです。 これは Google が公表している数値なので、大きくは間違ってないと思われます。 それが、数は少ないにせよ、採り上げてもいない レクルール が 100%というのは、やっぱ怪しい? 何か、意図的なものを感じるのが普通だと思います。 その意図が、悪意あるものである可能性もありますので、一応、対応策も考えとかないと。 ( ※ 100%のクリック率について … ≫ 続く … )
では、いったい レクルール とは何ぞや?
キー・ワードどおり『 レクルール 成増 』で検索してみると、なるほど、成増にあるフレンチ・レストランのようです。 しかも町内会。 だんだん当サイトとの関連が見えてきた?
『 Les Couleurs 』 Cuisine française レ・クルール フランス料理
〒175-0094 東京都板橋区成増 1-12-8 小出マンション1F 03-4285-6387
ホーム・ページ twitter facebook instagram ≫ G-map
『 Les = レ 』は定冠詞なので レ・クルール と表記した方が正しい? 普通? なのかもしれませんが、キー・ワード検索で『 ・ = 中黒 = なかぐろ 』が使用される事はまず無い点を考慮すると、SEO 的には レクルール の方が相応しいかもしれません。 ただし、検索エンジンや何も知らない方には レクリエーションのルール = レク・ルール みたいに受け取られちゃう可能性もあり、一概に有利とは言えない、難しい面もある事を認識しておく必要はあります。
『 Couleurs = クルール 』は Couleur = 色( カラー = color )の複数形。 フランス語って全ての単語に性別があり Couleur は女性名詞なので定冠詞が Les となります。 英訳すると The colors ってとこでしょうか。 複数形ってのも配慮し、当ページではこれを様々な色 = 色々 = 成増の彩り としてみました。 季節は秋、いい感じのネーミングになりました。 ヨーロッパ人、とくにフランス人やフランス語圏のベルギー人などは中間色を、それも、淡い系の中間色や中間色のモザイク模様を好む傾向があるように感じています。 原色をベタベタ貼り付けるアメリカ人を、どこか、心の中で蔑んでるふしもあります。 『 成増の彩り 』には、そんな、淡い系中間色を想い浮かべて頂けると幸いです。
※ ちなみに Cuisine はフランス語で 料理 の事なのですが、私には 奇人 と聞こえます。 フランス本国では分かりませんが、日本でフランス人に「 何が食べたい? 」って聞かれたら、日本語で「 成増 de 奇人 フランソワーズ 」とか言ってみてはいかがでしょうか。「 お前は成増の変態だぁ! 」みたいな、おかしな誤解は生じないと思います。 w
あぁ、この 100%は、お店の方か、ご関係の方が「 ウチにも来てね 」とか、その先に起こるかもしれない、宣伝効果も意識したアプローチだな。 とくに悪意は無さそうだな。 という事で、せっかくお誘い頂いた事だし、何か楽しい事になるかもしれないし、急遽、「 一回伺ってみようか 」という気分になり、まずはお店の ホーム・ページ を訪問させて頂きました。メニュー と書かれたページを拝見すると、ここ、ランチ と ディナー があるようです。 でも、ふと思い立って出かける気になったお店です。ハズレ も覚悟してますが一杯 ¥750 のラーメン屋さんじゃありません。ディナーは却下、ランチとさせて頂きました。
※ この、100% = 積極的なお誘い は、私が適当に推測しているだけで、確証があるわけではなく、そうではない = 私の勝手な思い込みかもしれません。 また、お店関係の方が仕掛けたとも断定できません。 どなたか、全く関係のない方の仕業 = ちょっとした悪戯心かもしれませんが、だとしても、当サイト、および Les Couleurs さんへの悪意は無さそうに受け止めています。 というか、こんな素敵なお店を紹介して頂き、私は感謝しております。 ただ、事の経緯が楽しかったので、このページでは仕掛人をお店関係の方だと勝手に想定し、話を進めさせて頂いております。
で、ランチも2種類あって、お手頃価格の『 ランチ・メニュー 』の他に
『 食べてみてね! これ、食べてみてね! 絶対、食べてみてね! 』
という、スーパーの実演販売? いかにもアクセス・ログを使って営業をかけてきたお店らしいコース名がありました。 ここまで言われちゃ食べないわけにはいかないじゃん。 ただし、このメニューは 要予約 って事で、ページ冒頭の 100% が気になりだしてから30分、お昼まで2時間を切ったタイミングで、慌てて電話を入れてみました。 電話口に出られた男性が考え込まれてます。 とても真摯な対応で好印象だったのですが、優柔不断なヤツ? お店? かもしれません。 出かけるのが、ますます興味深く、楽しみになってきたので成増。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
地図を見ると、家から道なりに歩いて行けばお店の前に出られそうです。 成増小学校の向かい、いつぞや別途採り上げさせて頂いた『 あったかごはん 』が開催される まなぽーと成増 の手前みたい。 ただし、すぐご近所なのですが、成増小学校方面は、まだ行った事がありませんでした。 で、小学校も初めて確認させて頂きましたし、「 ここが まなぽーと かぁ 」などと歩いているうちに、まなぽーと を過ぎてしまってもお店が見当たりません。
あれ?
でも大丈夫! 今の私にはタブレットという強い味方 = 文明の利器があるのです。 地図を確認しながら戻っていくと、お店の入り口は、この通りには面しておらず、安田病院の通り側にありました。 初めて行かれる方は、川越街道から 安田病院 = G-map を目当てに行かれるといいと思います。 東京メトロ地下鉄成増駅4番出口を右へ。 最初の角をさらに右折。 道なりに安田病院前を通り過ぎ 80m、左側にお店はあります。 全、約200m、徒歩2分半。
入店。 けっこう可愛らしい空間。 先客が3組、4人と3人と2人のグループ。 私の席が用意されており、これで満席です。 お手頃価格の『 ランチ・メニュー 』には 要予約 とは書いてありませんが、お店の混み具合を電話で確認してから伺った方が無難かもしれません。
入り口で Moët の大瓶を見かけました。 ここ、スパークリングも頂けるのでしょうか。 私にとっての Moët は、気が強くて生意気で口が達者で大食いで大酒呑みの、父の財布に全く遠慮のない、世界は彼女中心に回っている風の、絶対嫁には行けねぇーわ、一度親の顔が見てみたいという娘( = 萌 )を思い出させる、なるべく目を背けていたい存在なのですが、帰りがけに、うっかり、再度目を合わせてしまい … クソ!
※ Moët についてですが … ≫ 続く …
" Sunshine on my shoulders makes me happy "
柔らかな陽ざしが背中にあたり、体がうたた寝を強く要求してきます。 すっごく快適なのですが、木漏れ日のような光の束がお皿の上で踊って撮影の邪魔をします。 肩で遮るのですが、今度は室内照明が写り込んできて、ちょっと苦労させられました。 今回のラグビーワールドカップでは " Country Roads " の替え歌で盛り上がってましたが、John Denver は、この『 肩にあたる陽ざしが 』も時々思い出す大好きな曲です。 BGM は静かなシャンソン。 食べている最中に『 枯葉 』も流れてきて『 成増の彩り 』を演出してくれてました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「 中にカマンベール・チーズとクルミが入ってます。 お熱くなってますので、紙に包んでお召し上がり下さい 」
フロアー・スタッフ? の素敵なお嬢さんがおっしゃいます。 その美貌に見とれ、口を開けたままの生返事、以降の記事に間違いが多発してるかもしれませんが、お許し願いたいです。
予めテーブルに置かれていた 添え書き によりますと 自家製プチパン のようです。 フロスト・シュガーなど振りかけられており、画像では一見シュークリームみたいですが、シュー生地ではなく、ゴルフ・ボールくらいの大きさの、確かに プチパン でした。 口に含む と、少し歯応えを感じさせる、焼き立てフランス・パンならではの香ばしさと塩加減に包まれ、トロリとした熱々のチーズの旨み、クルミの甘み、滋味、渋みが拡がり、時折、コリっとしたクルミの食感との出会いも楽しめるという仕掛けある逸品でした。


2品目、カマスとキノコのテリーヌ とあります。 この カマス が絶品でした。 一夜干し程度に締まったものを炙ったんだと思います。 テリーヌなので、もちろん冷製でしたが、厚く、しっかりした身、抜群の焼き加減。おこげ の薫りが旨みをいっそう引き立てます。 カマスをふんだんに使ってあるところも嬉しかったです。 一匹、まるのまんま炙り、冷や酒で呑( や )って、白ご飯と漬け物とお味噌汁で〆てみたい。
※ 帰り際、ご主人から、5日間熟成させたものだと教えて頂きました。
きのこ、カマスに食感を揃えてあるのでしょうか、とくに柄? 茎? の部分など、しっかりした歯応えでお見事でした。 シイタケのようにも見えますが、シイタケの香りは感じ取れませんでした。 田舎の、裏山で採れたクリタケを湯通しし、保存用に塩漬けしたものの柄を思い出しました。 私が採ってきて、婆ぁちゃんが漬けてくれたクリタケを、冬、水で戻し、大根おろしと食べるのです。 完熟トマトが甘かった。 お皿の上でお行儀良くしててね って感じに底がカットされてて … お尻の先まで食べたかったなぁ。 厨房の奥で、シェフにつまみ食いされてしまうのは ヤダ! どこかに添えといて頂きたい、そんな甘さでした。
白髪ネギと紫キャベツのスライスのバルサミコ酢ドレッシング風? でしょうか。 てか、ドレッシングが無色透明だったので酢を予想できず、いきなり酸っぱくてびっくりしましたが、テリーヌと交互に食べても良し、上に乗せ、一緒に食べるのも新鮮で楽しいと思います。 ただ、私にとっては、ちょっと酢が強過ぎるかなって感じ。 せっかくのカマスの穏やかな甘味を邪魔してる? ような気もしました。 たぶん白ワイン酢とか林檎酢だと思います。 シェフの、素材自身の美しさを失いたくない気持ちも重々理解できるのですが、出来たら本物のバルサミコ酢とか、そうでなくても酢を予感させる、何か、多少色がついていて、もう少し穏やかなものの方がありがたかったかな、と思いました。
※ さっきから言いたい放題させて頂いておりますが、ただの素人の個人的な感想です。 酢が苦手な方も、大好きな方もいらっしゃると思います。 以降も好き勝手に言わせて頂くつもりですが、ご主人は、ご主人の信じる料理を作り続けて頂きたいと心から想ってます。
画面 奥に見えているのは パン です。 上記パン とそっくりなので、これも自家製だと思いますが、中身までパン、普通のパンです。 でも、後々これが大活躍してくれるんです。 ^^
先ほどフロアー・スタッフ? とか書かせて頂きましたが、もしかしたら、この素敵な女性はオーナーさん? かもしれません。 美貌もですが、その笑顔の奥にオーナーならではの自信と気配りの目線を感じます。 だとしたら、シェフの男性は使用人?
失礼いたしました。 m(_"_)m
「 コヤリイカの … 」までは聞いてたのですが、その先は美女に見とれてました。 添え書き に目をやると、それらしきところには『 カリフラワーのヴルーテ 』とあります。
「 え゙ー、これ、カリフラワー? 確かに コヤリイカ って聞いたような … 」
って事で
「 あのー、コヤリイカって、そういう種類ですか? それとも小さめのヤリイカ? 」
「 あ、小さめのヤリイカです。 」
ね、やっぱ カリフラワー じゃなかった。 どう見たって イカ だもの。 シェフが、途中で閃き、メニューにひと工夫、加わったんでしょうね。 この、『 食べてみてね! 』は、シェフにお任せのコースです。 これで正解。 シェフがフレキシブルであればあるほど、美味しいものにありつける確率アップ! ありがたく頂きます。 それにしてもお嬢さん、素材についてもしっかり勉強されてますねー。 即答だったもの。 ただの美女じゃねぇ。
イカは、皮をむき、薄塩で軽くボイルした感じ。 わずかに残した皮が味のアクセント。 軟体動物は火を通せば通すほど身が縮み、硬く締まってしまうので、なるべく大きい姿のまま提供するためにも火加減は重要なはずで … 半生以上、茹で上がり以下、Good Job !
よく分かりませんが、手前の黄色いソースはカスタード・クリームのテイスト。 このザラザラ感が『 カリフラワー? 』 奥の、もっと分からない灰色っぽい小山、こちらが『 ヴルーテ? 』イカの茹で汁を使ってる? かすかにイカの薫りがするような気もしたのですが … なにしろ本物のイカを食べてる最中なので自信はありません。 巨大なイカが、海を渡っていきます。 遠くに島も見えます。
奥にあるアーモンドの焼き菓子( よく見かけるのに、名前が分からない )、甘くて美味しく、お皿全体の味のアクセントになってると思うのですが、何に見立てたものか、想像できないでいます。 島の向こうから朝日が昇ってくる? 海を征く帆掛け船? そもそも、イカが海を渡るってところから見当違いしてる?
※ レ・クルールの麗しいお嬢さんではなく、私の文章に時折登場して頂いてる、これまた素敵なお嬢さんからメールを頂きました。 上記、アーモンド菓子は フロランタン と言うのだそうです。 「 ご存知ないんですか? 」 「 知ってたら聞かねーよ! 」
しっかり温められたお皿。 最後のソースをパンですくい取るまで、温かいまま、美味しく頂けました。 このパンがまた、絶妙な塩加減で、香ばしいんだな。
「 三重県産の ホウボウ です 」
ウチの奥さんも三重で採れましたっ! そっかぁ、同郷かぁ。 ちなみに奥さんはカマスの干物が好物で、おかげで私もカマス大好き人間になっちゃいました。
このホウボウは、基本的に焼き魚のカテゴリーでした。外はこんがり、中はジューシー。 皮のカリカリ感がたまりません。 ただし ポワレ って、炭火と七輪でバシバシ焼くんじゃなく、フライパンの上で皮目を下にし、しっかり押さえつけながら焼き上げるんだとか。 だから、絶妙なカリカリ感なのに身に火がとおり過ぎてない( ジューシーな )のは、火加減と押さえ加減にかかってるんでしょう。 なるほど。
前出の カマス 、あとで出てくる 豚 もそうですが … あ、パン もそうでしたが、このお店の焼き加減は最高ですっ! ご主人、美味しい焼き加減のイメージがあって、ご自身、そういうのが大好き、食べたくて仕方ないんだと思います。 そうでないと、この絶妙な焼き加減を揃える事は難しいと思います。
白菜が美味しくなってくる季節です。 採り残され、畑に放置されたものが霜の朝を何回か過ごし、いかにも無残な外見になった白菜の芯の、その甘み、旨み。 画面 奥に見える葉っぱ、その、白菜の芯の部分のようにも見えて期待しちゃったのですが … んー、たしか ブロッコリー とか カリフラワー とかおっしゃてたような気がするのです。 そろそろワインがまわってきて、全てはアルコールの彼方に遥か霞んで … あまり自信ありません。 ま、アブラナ科の何かって事でお許し願います。 茹でてあるのですが味付けはされておらず、付け合わせとしてソースに絡め、美味しく頂いた? はずなのですが … すんません。 この部分の記憶がすっかり飛んじゃってて、肝心のソースの事が思い出せません。 申し訳なし。
ワインですが、せっかくなので赤ワインを頂きました。 酸味が少なく適度な渋味の、あぁ、フランス料理を頂いてるなぁ って感じがするワインでした。 テーブル・ワインとして充分満足できるものでしたが、個人的にはもう少し重い、フル・ボディが好みではあります。 あ、ランチのグラス・ワインだから、これくらいでいいのかも。 ディナーでボトルだったら、リストがあるのかなぁ。


ジャガイモの下に転がってる 黒い粒 、生の黒コショウだそうです。 ちょうど手元にお箸があったので摘まみ上げ、頂いてみました。 残念! 違いが分かりません。 柔らかく、味も優しかったですが確かにコショウでした。 黒コショウ の粒はハンド・ミルの容器の中でよく見かけますが、あれを一晩水に浸しておけばこうなるんじゃね って感じ。 たぶん、薫りとか、違うんでしょうね。 お嬢さんが忙しそうにされてなければ声をかけ、レクチャーして頂きたいところでした。 てか、




単線の駅で蒸気機関車を降り、ボンネット・バスに乗り換え、オフ・ロードの山道を1時間以上揺られて辿り着くという山奥で生まれ育ちました。 牛肉などという高級品は、高校を卒業し都会に出るまで食べた事がありませんでした。 ので、今も豚肉大好き人間です。 鶏と豚と牛の間に高級感の差は感じません。 それぞれ違って、皆んな美味しいです。
豚肉 、美味しかったです。 表面の焼き加減、焦がし加減は上記、述べさせて頂いたばかりですが、お肉自身への火の通し加減も抜群でした。 噛み応えがあり、肉汁に溢れ、脂が染み出してきます。 2杯目のワインを傾けつつ、またお肉に挑みます。 添え書き に、わざわざ 埼玉県産香り豚 と明記されてるところを見ると、きっとブランド肉なのでしょう。 臭みの無い、大いに脂の旨みを感じさせながらべとついておらず、どこか高級ハムの厚切りも連想させる、品格を感じるお肉でした。 こうなってくると自分の食の細さを恨むばかりです。 そこ、本当に哀しい。
ここで、このファイナル・ステージを支える わき役さん、裏方さんたち をご紹介させて頂きます。 まずは チコリ さん。 皆んなを支える縁の下の力持ち。 その安定感と、とろけるような柔らかさの包容力で全てを受け止め、重かったり、痛かったり、苦しかったりを、夢だとか希望だとか、歓びに変えていきます。 よく火が通っており、お肉との相性抜群! 鋭いナイフで3分割されてる切り口も美しく、食べやすかったです。 肝っ玉母ぁさん。
次は 男爵 クン。 よっこらしょ! 男は黙って、直接お肉を持ち上げる係。 ファルネーゼ の アトラス や シューベルト の アトラス を連想させます。 肉汁が絡み、ほくほくで美味しかったよ! 助演男優賞。 きのこ さん。 ソース さんと、とっても仲良し。 歯応えが忘れられません。 葉っぱ&コショウ = お笑いコンビ。 要所要所で舞台を締めます。 ソース さん。 温かい視線で皆んなを包み、見守ります。
完熟無花果 さん。 皆んなの憧れの的。 甘く、口に含んだ時のプチプチ感がたまらないツンデレ姫。 酢豚だったらパイナップルさんが務める役ですが、同じ豚クンでも今回の舞台はロースト・ポーク。 シナリオ・ライター( シェフ )は 無花果 さんを大抜擢! キュート で 完熟! シェフにも脚本賞を、無花果さんの熱いキスを添えて贈らせて頂きます。 そして、笑顔と美貌で私を惑わすお嬢さんには、私から感謝の想いを込めて監督賞。 わがままな年寄りの相手を、丁寧に、どうもありがとう。
皆んなで、勇者 香り豚 クンを支えます。
さて、祭りは終わりました。 私は心も体も大満足で、残念だし申し訳なかったのですが、ドルチェまで進めませんでした。
最期は … もとい、最後はコーヒーになさいますか? 紅茶ですか? と聞かれたので、いや、実際逝きそうだったのですが、紅茶 を頂きました。 ちょっと渋めの紅茶でした。 こういう演出がにくいですよね。 コーヒーだったら、少し苦めだったと思います。 エスプレッソだったかもしれません。 演出賞も差し上げなければなぁ。 どなたに進呈すればよろしいでしょうか。
祭り最後の線香花火。 渋いなぁ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆



実は、この話には続きがあります。 というか、ここから先をお話ししたくて、本来なら 食べログ 優先のところを 徘徊 PLUS 優先とさせて頂きました。 ただ、どんどん長くなってしまうので、欄外に書かせて頂きます。
帰り際、お土産 を頂きました。 デザートの甘味を食べれなかったのを包んで頂いたようです。 予期せぬ出来事に嬉しいびっくり。 食が細いのを自覚してるくせに、ソースがもったいなくて( 美味しかったのです )パンを食べ過ぎ、結局余計な手間までかけさせてしまいました。 最後の最後まで気を遣って頂き、本当に申し訳ありませんでした。 恐縮です。
可愛い袋 です。 グリム童話から『 ブレーメンの音楽隊 』と書いてあります。 小さな者たちが知恵を絞り、勇気を奮って泥棒を撃退する話だったと思います。 グリム童話って、兄弟のお仕事だったんですね。 遥か昔、もう鬼籍に入ってしまった母も若かった頃、この話を語ってもらったのを思い出しました。 そうそう、ロバとイヌとネコとニワトリだった。
この袋、気軽に捨てられなくなっちゃいましたね。 ^^
まず プチプチ で丁寧にくるんであり、その中にこの二品が入ってました。 お菓子屋さんで買ってきた包装ではなく、お店で使われてる? 調理用の? パラフィン紙を加工し、セロテープで留めた手作りです。 個々の添え書き付き。
え゙? もしかして、お菓子も自家製?
たぶんそうなのでしょう。 そうなんだと思いました。『 絶対、食べてみてね! 』の面目躍如! お店の熱意、自負。 なんか、涙が出てきます。心して頂かないと。
甘く、しっとりとしたチョコレート・ケーキ。 お店で、あの渋めの紅茶で頂いてみたかったです。 どんなお皿に盛られ、出てきたのでしょうか。
『 竹炭の … 』この、お腹の中が清浄になりそうな不思議な命名、腹黒い私にはピッタリな甘さで、どちらかを選べと言われたら、こっちかなぁ って思いました。 ちょっとサクサクした食感、表面が少し硬くなってるところがアクセントです。 それにしても、お昼にはあんなに満腹だったのに、夜になるとペロリと頂けちゃう … 人間って、強欲な生き物だなぁ。 そう思いません?
お嬢さんに外まで見送って頂きました。 午後の柔らかな陽ざしとお嬢さんの視線を背中に感じながら、男の美学は私を振り向かせてくれません。 見栄を張らず、素直に振り返り、もう一度美貌を眺めながら挨拶したかったのに。
『 Les Couleurs 』 Cuisine française レ・クルール フランス料理
〒175-0094 東京都板橋区成増 1-12-8 小出マンション1F 03-4285-6387
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東京メトロ地下鉄成増駅4番出口を右へ。 最初の角をさらに右折。 道なりに安田病院前を通り過ぎ左側。 全、約200m、徒歩2分半。
※ Moët ですが、これ、日本では「 モエ 」と発音される事がほとんどではないでしょうか。 フランス語に、単語末尾の " t " は発音しないという( 暗黙の? )法則があるのを、多くの日本人がご存知だからだと思います。 ところが、ネイティブの友人は、このスパークリングを「 モエット 」と呼びます。「 え゙? 何んで? 」って思いますよね。
「 あのねー、Moët が、どこの国の言葉か分からないでしょ 」
言語学者でもフランス語の先生でもない、彼なりの説明なのですが、フランス人は、確かにフランス語だと確信の持てない単語には( 暗黙の )法則を適用しない場合があるみたいなのです。「 モエット 」の方が一般的だと、彼は言ってました。 どうやら " Moët " はフランスの言葉だとはみなされてない? みたいです。 『 Moët et Chandon 』はドン・ペリ( Dom Pérignon )などを傘下に収めるフランスの大企業なんですけどね。
「 でも、アクサン 付いてるじゃん 」 アクサン( = アクセント )とは、文字に 髭 " ç " だとか ちょんまげ " à " だとかが付いてたりするヤツの総称です。 " e " の上に付いてる2つの点々 " ë " は、アクサンの1種で、正式には トレマ と言うらしいです。 いかにもフランス語って感じですよね。 でも、例えばドイツ語にも ウムラウト ってのがあって、" ä " や " ü " のように、2つの点々が使われていたりするのです。 「 どこにどんな言葉( 言語 )があるか分からないでしょ 」なのだそうで、彼は四苦八苦頑張って、とっても面倒臭さそうに日本語で説明してくれました。 私が正しく理解できているかどうかは別として、とにかく感謝。
ついでに ちょんまげ ですが、例えば " é " の他に " è " や " ê " なんてのもあるらしく、" ë " もあるわけで、フランス語にあんまし深入りしない方が無難です。 発音も日本人( 私 )には難しいです。
で … 私がうっかり日本人の前で「 モエット 」と言ったりすると、丁寧な方は「 いえいえ、これは モエ って読むんですよ 」さらには、その説明まで詳しくして頂いたり … 度々申し訳ないので、私は、日本人の前では「 モエ 」と呼ぶようにしています。
※ 2019/12/18 追記させて頂きます。 この記事をアップして1ヶ月、そのせい? なのか、管理者の私には全く身に覚えのないお店の名前( キー・ワード )検索で当サイトをクリックして頂いてる件数が、けっこう増えてるような気がしてます。 レ・クルール も含め、どうやったらそのキー・ワードで 徘徊 PLUS までたどり着けるのか、そこが最大の不思議で、出来たら教えて頂きたいものです。
で、ご参考までに述べさせて頂きますと、そのクリック回数って、現状、ほとんど、と言うか、一件を除いて全て1クリック。 残る一件も2クリックのみ。 これでは、例え100%であったとしても、その熱意が伝わって来ないというか、Google が公表しているページの、かなり終わりの部分に表示される事になってしまい、そこまでは普通、私の目は届きません。 私がこの表を見ている最大の目的は、人気のキー・ワードを調べ、そのデータを意識したページ作りをするためであって、皆さんがどんなキー・ワードで当サイトにいらして頂いてるかってのは、ついでに参考にさせて頂いてる程度にすぎません。 レ・クルール さんの場合は、ちゃんと1ページ目に表示されてたから気付いたのです。 ここに、その熱意の差が出てしまいます。 レ・クルールさんを 100%クリックされた仕掛け人さんは、当サイトが気に入ってクリックされたのではなく、たぶん、他の多くの媒体にも、それなりの仕掛けを多数作っていらっしゃるんだと思います。 まぁ、裏を返せば、( 失礼なもの言いを許して頂けば )レ・クルールさん、かなり経営的に切羽詰まってる状態なのかもしれず、素敵なお店であるだけに、いつまでも続けて頂きたく、皆さんお誘いあわせの上、こぞってお運び頂きたいものです。 こんな弱小零細サイトの欄外ページの片隅からではありますが、私からもお願いさせて頂きます。
で … 本文でも申し上げたとおり、現状、当サイト = 徘徊 PLUS のアクセス・ログでは、『 成増 だいこん 』、『 成増 花水木 』、『 成増 定食 』などというキー・ワードで、だいたい 10 ~ 20% くらいのクリック率となっており、これは Google の公表値なので、大きな誤差はないものと考えているのですが … 既に皆さまご承知おきのとおり、当サイトは『 食べログ 』や『 フォト蔵 』と連携した運用をさせて頂いており、それ等も含めると、実質のクリック率は、この倍程度になっているのではないかと、管理者側は自負している事を申し添えさせて頂きたいと思っております。
※ 2020/01/29 追記させて頂きます。 01/22、Vちゃん から突然連絡を頂き、急遽、夕食をご一緒する事になりました。 で、Vちゃん 、若い女性だし、まだ、そんなに遅くない時刻( 待ち合わせが7時半 )だったし、お店は駅からすぐだし、最近覚えたばかりのフレンチ・ディナーだとお洒落かなぁ なぁんて鼻の下を伸ばし レ・クルール さんに伺う事にしました。 空席の確認もせず、取り敢えず飛び込みで入ってみたのですが、この夜は、予約のお客様の食材分しか用意されてないとかで、入店が叶いませんでした。 席は半分くらい空いてたし、お店の ホームページ には ¥4,750 のコースは 要予約 とは書かれてないのは知ってたので「 やれやれ 」って気分だったので、とっても残念でした。 レ・クルール さんにいらっしゃる際は、一応、電話で確認される事をお勧め致します。
以下、別店舗の話になってしまい申し訳ないのですが、この後私たちはレ・クルールさんから歩いて数分、380mばかり離れたところにある unita さん( 私のページでは うに太 さん )という、イタリア・レストランに向かいました。 うに太 さんは、ディナーの場合、コース料理だけでなく単品料理もお願い出来るところがありがたいお店です。 あちこちで書かせて頂いてる事ですが、私は食が細く、どなたかと一緒( 私が食べきれない分を召し上がって頂く )でないとコース料理は躊躇してしまいます。 この日も、Vちゃん には ¥5,500 の コース を注文させて頂きましたが、私は アラカルト とさせて頂きました。 ご主人( シェフ )、飛び込みだったにもかかわらず、快く承知して頂き、若い美女との大変楽しい夜を過ごさせて頂きました。
レ・クルール さんで飛び込みが叶わなかったのは、この日、たまたま、そうだっただけかもしれません。 また、アラカルトが可能かどうかも、それ、お店のポリシーであって、どちらが良いとかは一概に言い切れるものではないと思います。 レ・クルールさん、良心的で美味しく、とても居心地の良いお店である事は、いままで述べさせて頂いてきたとおりです。 が、フレンチとイタリアンの違いこそあれ、他に、こんな選択肢がある事もご承知おき願えれば幸いです。